運命のように君を愛してる~先生との赤い糸~
それから、5年後。
「やだ、恋(れん)と葵(あおい)のバカ!」
「また、ケンカしてる」
「お母さん~~」
と、私と枢の娘―――愛(あい)が抱き着いてくる。
「なにがあったの?」
「愛がいけなんだ。僕は葵と遊びたいんだ。邪魔するな」
愛の双子の弟―――恋が言う。
「あら、愛。どうしたの?」
「あっ、瑠佳姉ちゃん。…それが2人に仲間外れにされたみたいで」
「葵、いつも『仲間外れはダメ』って言ってるでしょ?」
「ごめんなさい、お母さん…」
瑠佳姉ちゃんと陸の息子―――葵は素直に謝った。
「恋もわかった?」
「ん。ごめん、愛」
「いいよ」
そう言って、愛たちはあっという間に仲直りした。
「…なんだ、まだここにいたのか?」
「もうすぐ、始まるぞ」
「枢」
「陸」
「「「お父さん」」」
子どもたちは、スーツ姿の枢と陸に駆け寄る。
…今日は、悠と樹里の結婚式。
樹里は今――妊娠5ヶ月。
「樹里、おめでとう」
「ありがとう、優姫。…これで、私たちも”義姉妹”だね♪」
「うん、嬉しい♪」
「こら、樹里。ウエディングドレスでウロウロするな!お前と子どもになにかあったら、どうするんだ!」
「だって~~」
「お前も苦労が絶えないな。悠」
「樹里は、なに一つ変わっていないからな」
「そうね」
「そうだね~」
「みんな、酷い~~~!!」
私たちはそう笑い合った。
―――これからも大切な人と運命の人と共に…。
End