運命のように君を愛してる~先生との赤い糸~
1時間後、18:00
「ん~~今日はこの辺にしない?優姫、陸」
「うん、そうしよう」
「ん、疲れた~~」
と、私たちが脱力してボーっとしていると…
「なんだ、お前ら。…まだいたのか?一ノ瀬、仁田」
その声に私も樹里も陸も我に返って、一斉に飛び起きたらその場に枢がいた。
「「……」」
樹里と陸は口を開けたまま、放心状態。
「お、お帰り」
「ただいま」
「…私、ちゃんとメールをしたと思うだけど…」
「ん、見たよ」
と、枢はサラッと答えた。
…じゃあ、どうして帰って来たのよ~~~!?
私と枢の『関係』がバレてもいいの?
「優姫、落ち着け。一ノ瀬と仁田はもうなんとなく俺たちが”義兄妹”だって気づいてたみたいだ」
「えっ、そうなの?陸、樹里」
「…私は、最近の切先と優姫の様子と悠さんに逢って『そうじゃないかな~~?』って…陸もそうだよね?」
「ああ…」
陸は私と枢に目を合わせないまま頷いた。
「優姫、着替えて来る」
枢はそう言って、ネクタイを緩めながら寝室に入いた。
「…なんか、驚かしてごめんね」
「なんで、言ってくれなかったんだよ?」
「それは…」
「陸、バカね!”義兄妹”でも2人は『先生』と『生徒』なのよ?たとえ、友達でもすぐには言えないって…。ねぇ、優姫」
「ありがとう、樹里…」
そう言ってくれた樹里の言葉に、なんだか心が締めつけられた。