天才極甘党系男子



平気平気!とわたしは頷く。


それに咲和は不安そうに心平さんを見た。


「ごめん」


「大丈夫ですよ」


全然平気。


平気。


…この平気はいつまで続くんだろうか。


「そういえば、薬飲んだの?心平」


「あ、忘れてた」


そう言って細かくわけられた箱を取り出す。


そこには薬が入っていた。


なにか持病でもあるのかな?


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