天才極甘党系男子



「着いた」


そこは病院。


わたしの入院していたところだ。


「行こう」


関係者駐車場に止めて車から降りる。


「ここに何かあるの?」


「まぁ、いいから」


関係者入口から顔パスで中に入る。


そしてそのまま奥に行きエレベーターに乗って上の階へと登っていく。


「颯佑?」


わたしの視点から隣の人を見るとなんだか緊張しているようだった。


「何言われても笑顔で切り抜けよ」


「えっ?」


「なるべく、守るから」


わたしの手をとってエレベーターから降りる。


どうにかしてしまったみたいだ。



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