恋の授業。



…今はもう大丈夫……



森川君の言葉が頭の中をループしている。



そうか。やっぱりもう遅いんだ。



これからはもう避けたりしないからと、
悩ませてごめんと言って、森川君はさわやかに帰って行った。

ワタシも、できる限りの笑顔で
ありがとうと言った。






誤解はうまく解けた。
誤解を解きたかったことも言えた。



だけど…最後の言葉に呆れるほどショックを受けている。
まだ森川君が自分の事を好きでいてくれてるとでも思ってた?
誤解さえ解けば、過去に戻れるとでも思ってたの?
自分の浅ましさに腹が立って自問自答を繰り返す。



また話せるようになっただけでも感謝しなくちゃいけないのに…バッカみたい……



< 118 / 324 >

この作品をシェア

pagetop