恋の授業。


残りの時間、私たちは手をつないだまま花火を見た。


ドカンという音が心臓に響いたけど、ワタシがドキドキしていたのはそのせいじゃない。


大好きな人と花火を見ることがこんなにも嬉しいなんて、今まで知らなかった。


そう考えると、これがワタシの初めての恋愛なんだと思う…
やっぱりこれは、大切にしたいと思った。



ラストスパートで盛り上がる人たちの一体感も、嫌悪感しかなかった去年と違って柄にもなく感動した。


恋愛一つでこんなにも変わるワタシがおかしくてつい笑ってしまえば、隣にいる森川君も笑ってくれる。



…あぁ。
ワタシやっぱり、彼女になりたい。
好きになってもらいたいな……。



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