恋の授業。
「ごめん、ごめんね?」
口では謝るけど、どうしても口が笑ってしまう。
「とにかくっ」
森川君は息をふっと吐きながらそう言うと、また真剣な顔をする。
「誰にも取られたくないし、触られるのもヤだ。」
……っっ!!
と、取られたくないって…!
触られるのもヤだって!
ヤだって…!かわいい。
ワタシを、そんな風に想ってくれてることが、素直に嬉しい。
この嫉妬が、心地いい。
「もう…俺もう我慢できないよ、無理だよ…。」
……
「俺だけのくーちゃんになってよ。」
…くーちゃん。
や、やっと、頂けました…
また呼んでもらいたいと
ずっと、ずっと、思ってた。
「彼女に…してくれるの?」
大きい目を、一瞬だけぐっと開いた森川君は、はぁーっと息を吐きながら何度も頷いてくれる。
いつの間にかワタシの目からあふれた水分を親指でそっと拭うと、そのまま頬を包んで優しくキスをくれた。