ギャップ彼女 1

いつも5人で一緒にいた。




クラスも部活も一緒だったので、学校での時間は、ほとんど彼女達と一緒だった。



学校だけでなく、休みの日も遊んだ



ショッピングしたり、お互いの家に泊まりあいっこをしたりもした。



小学校までは、おとなしかった朱里はナナ達の影響なのかハキハキ話すようになっていった。



中学2年になって、朱里、ナナ、私の3人は同じクラスに。
もちろん、奏も一緒だ。





「凛って奏の事好き?」




朱里と2人で帰っている時に、朱里がいきなり問いかけてきたんだ。




『私は…』

< 158 / 426 >

この作品をシェア

pagetop