千日紅~永遠のキズナ~
最後の1人。


でも、その男は彼の強さを見て、脅えているようだった。


そして、、、


「お前もそこの女も覚えておけよ」


なんて言い、逃げて行く。


今時そんな捨て台詞を言う人、まだ居たんだ。


でか、あたし関係ないし。


「残念だったな、目付けられて」


白々しくそう言う彼に腹が立つ。


「だ、誰のせいでこうなったのよ」

「俺は関係ねぇよ。お前がさっさと乗ってたら、絡まれることもなかった。お礼の一つでも言われたいくらいだ」


彼はまたバイクに跨り、あたしにヘルメットを投げてくる。


「早く乗れ」


あたしはわざと大きくため息をして、彼の後ろに跨った。

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