トレモロホリディ
「いいな~。あんなカッコイイ人と付き合えるなんてー」


「ホントうらやましいよー」


「あんなカッコイイ人、一体どこに行けば会えるの~?」


え?


そうなの?


私なんかが彼女でも、文句はないの?


私の心配をよそに、総務の子達は湊君の友達を紹介してくれと必死で。


ボーイズバーの存在を話すと、コンパを開いてくれと頼まれてしまった。




数週間後、都内でウチの総務の女の子4人とボーイズバーの店員さん4人のコンパが開催され。


なんと壮真君と入社3年目の藤田さんが付き合うことになってしまった。


かねてからOLさんと付き合いたいと話していた壮真君と、イケメン好きでちょっとミーハーだけど美人の藤田さんはお互いの願いが叶ったようで。


なんだかとても幸せそうだった。




湊君の恋人宣言で、みんなにどう思われるか心配だった私だけど、


湊君が堂々としているせいか、誰に何を言われることもなく。


私と湊君は社内で公認の仲となり、みんなに温かく見守ってもらえたのだった。



そして、月日は流れ…。

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