トレモロホリディ
コーンブレッドに、タマゴとハムとレタスを挟んだサンド。


絞りたてのフルーツジュースにヨーグルトを添えて。


窓を開けて、新鮮な空気を部屋いっぱいに取り込んだら、


これから二人でブランチだ。


「「いただきまーす」」


湊君が早速サンドを頬張る。


「うまーっ。

コーンブレッド、おいしい。

さすがは美菜ちゃん」


「ふふっ。ありがとう」


昨日寝る前にセットしておいたホームベーカリー。


1斤のパンは、湊君と食べればあっという間になくなっちゃう。


「いよいよ来週だな…」


ペーパードリップでコーヒーを淹れながら、湊君が呟いた。


「緊張する…?」


「うん…。少し。

でも、もう招待状も送っちゃったしね。

やるだけのことはやったから、あとは運を天に任せるしかないよ」

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