(続) 冷めた結婚

「なぁ、愛海?」


「いや!触らないで!怖い!怖いよ、輝!なんで…あんな…」


「愛海…」



本当に本当に怖かった。


あんな輝見るの初めてで。


いつも優しい輝がなんで、あんなこと……。



「ごめん…最近愛海に触れてなかったから触れたくて。それに愛海があんまり可愛かったから」


「……」


「変なスイッチ入っちゃって…」


「嫌!来ないで!」


「そんなこと言わないでくれよ…?なぁ、愛海こっち向いて?」



「さわら…ないで…?怖い…」



「愛海…」




それだけ言うと、輝はすっと立ち上がって脱衣所から出て行ってしまった。


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