俺様な日向くんとラブバトル⁉︎
伊吹side



ーーガタッ




何かの音で我に返り、松川を突き放し唇を手で拭った。




「あーあ。誰かに見られちゃったね」




クスッと笑って、ドアの方に目を向けた松川。




「お前自分のやっていること分かっているのか」



「もちろん。吉村実里の彼氏である日向くんにキスをした」




薄ら笑いをしながら、窓側に立った松川。




「お前最低な奴だな」



「知っている。でも、私忠告したはずよ?」



「は?どういうことだよ」



「本当に鈍感ね」




俺の言葉に呆れながら、壁にもたれかかった。




「“実里の味方じゃなくて日向くんの味方だから”ってね」



「お前まさか……」



「そう。あなたに近づくために吉村実里を利用したの」





ーードンッ






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