俺様な日向くんとラブバトル⁉︎
「お前いい加減にしろ‼︎あいつがどんな想いでお前のこと思っていたのか分かるか⁉︎」
「あら、日向くんに壁ドンされるなんて光栄だわ」
薄ら笑いをして、前髪を掻き分けた松川。
こいつ本当に頭おかしい
今までの松川が天使なら
今の松川は悪魔だ……
「でも、あなたも私と同じよ」
「は?どこがだよ」
「さっき見ていたのはきっと吉村実里。もう5時30分なのにカバンを取りに来ないなんておかしいでしょ?」
松川の言葉に、目を見開いた。
ウソだろ……
実里がこの状況を見ていた……
ただでさえ、自分の彼氏が友達と二人きりでも目を疑うのにキスしているところを見てしまったら……
「今から謝れば……」
「無駄よ。今状況を説明しても言い訳にしか聞こえないわ」
そう言いながらも、今の状況を楽しんでいるような顔をしている松川。
こいつまさか実里に見せるために二人きりになって、キスをしたんじゃ……