甘々ヤンキー君と極上恋愛
「〜〜♪」
どこからかピアノの音色が聞こえた
.......っ、やっ、、
......い、やだ
聞きたくない、いやだいやだ
体が拒否する
慌てて耳を塞ぎその場にしゃがみ込む
「桜!?」
そんな私を見て慌てて駆けつけてくれる由奈
いやだ、いやだ、いやだ。
あの頃の事がフラッシュバックしてくる
「桜、大丈夫。私がいるよ」
耳を塞いでいるから聞こえにくい
けど確かに聞こえていて由奈のその一言は私の体の震えを止めた
ゆっくりと耳から手を離す
もう聞こえてこないピアノの音色
「ありがと...由奈」
本当に由奈には感謝だ
由奈がいなければもっと取り乱してた
「ううん、いいよ。もう大丈夫?」
「うん。平気」
やっぱりまだ、ピアノの音を聴くのは辛い。