あたしの証~番外編~
さっき、風呂に入ったのに汗でぐっしょりな俺。
だけど、再度お風呂に入る気にはなれない。
自宅に到着した俺は、着ていた洋服を脱ぎ捨ててベッドへと潜り込んだ。
それから、あかりへとメールを送る。
【 あかり。
起きてこれ見たら連絡頂戴。
俺、渋谷のモアイに13時に行くから。
おやすみ。】
送信完了するのを確認してから、俺はアラームを昼の12時にかける。
明日は、きっと楽しい一日になるはずだ。
あかりは仕事で疲れてるんだ。
充電する前に眠っちゃったんだよ。
だから、明日は大丈夫だ。
無理矢理、そう思い込ませてから俺は眠りに就いた。
もしもね、あかり。
俺に復讐したいなら。
それでも構わないから。
だから、直接嫌いだって伝えてくれ。
お願いだから。