【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀
「隼、服どうしよう。着物いるの?」
「プッいらねーよ。」
「菓子折りは?虎屋の羊羹とか?」
「結衣、黙ってろ。」
「なんでよ。」
「笑い死ぬ。」
「ちょ…っ。」
私の真剣な悩みも隼にとっては笑い話のようだ。
逆にだ。
私の両親が生きていて隼が実家へ挨拶に行くとなったら悩むんじゃないか?
そう思ったけど、どこかへ行って態度が変わる人でもなさそうで
このまんま 堂々とやり過ごしていくんだろうなって思った。
「結衣、風呂入ってこい。早目に休め。」
「へい。若頭。」