【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀
「時間でしょ?」
「あぁ。」
隼がそっと抱きしめてくれて
チュッと私がキスをする。
また2人で手を繋いで玄関へ。
「高野さんおはようございます。今日もよろしくお願いします。隼、いってらっしゃい。」
吐く息がすっかり白い季節になった。
手を振って車を見送ると響さんと由香里さんが出てきた。
「あれ、今日はお早いですね。」
「隼が羨ましいらしくてね。見送れと。」
由香里さんがクスクス笑い
「パパ、素直でステキです。」私が笑いながら言うと
「2人に見送られる俺の勝ちだな。」なんて思いっきりの子どもで
吹き出しそうになるのをグッと堪えた。
「気をつけて。いってらっしゃい。」
「池田さんよろしくお願いします。響さんいってらっしゃい。」
由香里さんと手を振って響さんの車を見送った。