【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀
「結衣…仕事増やしてくれたわね。しかもこの寒いのに」
「え?そこ?」
あははは
由香里さんは笑いながらも私の手をしっかりと握っていてくれる。
言葉にしなくても私の不安を取り除くようにいつもそっと力づけてくれる人だ。
廊下を歩いていくと
「植木も仕度出来たんじゃない?結衣も出られるんでしょ?」
「はい。」
「じゃあ声かけておくから。」
「ありがとうございます。」
「うーー寒っ。」
「あははは。」
そんな由香里さんを見ながら
私の笑顔が由香里さんをも守ることが出来るなら
たくさんの笑顔で守り続けたいと思う。
笑顔だけじゃなく本当に守る力をつけたいと心の底から思った。