【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀
部屋に戻るとバッグの中にスマホを入れ
口紅だけつけて、お出かけのコートに着替え、ブーツを持って玄関へ。
ブーツのファスナーをあげていると
「結衣さん、今日はまたいちだんと可愛らしい。」
植木さんの声がした。
「あっ植木さんもステキ。」
髪もいつもよりしっかりセットしてビシッとしたスーツ。
運転手の神田さんが
「おっ植木さん。」と車から降りて頭を下げ
「結衣さんおはようございます。さぁどうぞ。」と後ろのドアを開けてくれた。
植木さんは残念ながら助手席に乗り
「三浦の病院に直行でよろしいですか?」
「ラ・フルールに寄りたいんですけどお願い出来ますか?」
「かしこまりました。」
車は門を出てラフルールへ到着。
「すみません。少しお待たせするかもしれません。」
「三浦の花ですね。」
「はい。急ぎますので少しだけお待ちいただけますか。」
「急ぐことはねぇですよ。ここでお待ちしておりやす。」
私は神田さんに開けていただいたドアから降りると
ラフルールの中へ入った。