【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀
向かう途中も、遊んできた話しで大笑いで
モンスターより低音の叫び声に驚いたとか
金縛りだったとかもう可笑しくて可笑しくて
植木さんのアスレチックゲームのハードルなぎ倒しには
神田さんと見たせいで飛べなくなったって大笑いした。
笑い過ぎて涙が出すぎた頃、ひとつのビルの前で車が停まった。
大きく藤堂組と書いてある。
これが私の知ってる極道だ。
「どうぞ。」と言われ植木さんが開けてくれたドアから中へ入る。
「こんにちは、ラ・フルールで~す。」
「プッ結衣。」
来るとわかっていた隼がすぐに出てきて
響さんも出てきてくれた。
「なんだ3人ともやけに楽しそうな顔して。」
響さんに言われた途端、また笑いが止まらなくなり
「だ…だって植木さん…ひとつも飛べない。」
「結衣さんだって…か…壁に激突してやしたでしょ。」
「だって…ハードル見たすぐあとだよあははは。」
あまりに私たちが大笑いしているので響さんも隼も組員さんたちもキョトンとしていたけど、説明するのが難しい。