【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀
お爺様とお婆様だけじゃなく響さんも由香里さんも笑いだした。
恥ずかしさのあまりもう涙目で
「すみません。本当にすみません。」
謝り続けたけど
「こんな可愛い子の仁義を切る姿を見てみてぇもんだな。」
「ほんとね。やってちょうだいよ。」なんて言われ
「もう…本当に許して下さい。すみません。」
恥ずかしさのあまり両手で顔をおさえると
「そのぐらいにしてやってくれ。」って笑いながらだけど隼がとめてくれた。
お婆様が
「由香里、可愛い娘が出来て良かったね。あんたに負けを劣らず何て可愛い子だろうね。」
由香里さんも照れくさそうにしていて
「俺は、親父の心境が今はよーくわかるんだよな。」
響さんが吹き出した。
「あぁ。由香里は目に入れても痛くねぇほど可愛くてな。佐和子とはまた別の感覚なんだよな。淋しくはないか、泣いてはいないか、辛れぇことはないだろうかってなぁ。」
「私だって可愛く思っているのに、もっと優しく言ってやれとか、まぁいちいち文句つけられてしょっちゅう喧嘩よ。」
お婆様も笑っていた。
「お2人には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。今、こうして響の隣にいられるのもお2人がいて下さったからこそです。」
由香里さんは改めて頭を下げてお礼を言っていた。
いつもの自分を見ているようで何だかとてつもなく安心してしまう。