【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀
「これ何?」
「セッタ。」
どうみても違いすぎる。
「違うって。雪駄って説明したよね?」
「あははは。結衣、雪駄もらっても三浦は悩むぞ。」
「なんでよ。」
隼は歩きながらもずっと笑っていて
「植木…結衣にセッタじゃ通じねぇ。靴屋か呉服屋か聞かれた。」
「若…。」
植木さんもいつになく大層失礼なほど大声で笑い
「結衣さん。失礼しやした。セッタはセブンスターの事でごぜーやす。」
そう言われたら私の間違いはイヤでも気づく。
「セブンスター…タバコの銘柄だったんですね。」
もう顔から火が出そうだ。