【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀


「それで…なんですが…。」


「わかるとこまでお送りしやす。」


「お願いします。」


私のスーパーマンは、私が恥ずかしがる言葉を言わせないでくれる。


三浦さんが歩きながらもたまに吹き出すから何を想像しているのかと思うが


私が言わなくても何れ耳に入るだろうと思うから黙っておいた。



「三浦さん、ここからはわかります。」


「はい。本当にありがとうごぜえやした。」


「こちらこそありがとうございました。」



私は三浦さんと笑顔で顔を見合わせると部屋に向かって踵を返した。
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