【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀


「じゃあ私からは美味しいワインをプレゼントしようか。綺麗な花で楽しませてくれた結衣さんに沙良と私からのプレゼントだ。」


沙良さんもやっぱりパチンとウィンクしたから


「嬉しいです。ありがとうございます。」と頭を下げた。


「なぁ…みろ。こうやって頭を下げるんだぞ?」


「私もやりましょうか?」


あはははは



手を挙げると黒埼さんが笑いながらメニュー表を持って来てくれた。


そしてシャトー・ラトゥールというワインを頼まれた。


黒埼さんが持って来てワインを注いでくれたけど


そのボトルに刻まれた刻印を見たら


すごーく古いワインで絶対高い…と思うとビクビクした。



「今日の楽しい出会いに。」


乾杯をした。


ゴクリ…


ゴクリ…


「あ…」



「どうだね?」


「美味しいです。」満面の笑みになると


「だろー。美味しいものは人を笑顔にするよな。」


「はい。本当に美味しいです。」


「じゃあどんどん飲みなさい。」


「いや、もったいないですよ。」


「あははは、そんな可愛い事を言って。」


向井さんは笑いながら自ら私のグラスへワインを注いでくれた。


ワインってこんなにも美味しいものなのかと初めて知った。


沙良さんも「いいワインは女を綺麗にするわよ。」


なんていうからゴクゴク飲んだら


「もう、いちいち可愛い。」



完全な褒め殺しにあってると思った。





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