【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀


なかなか布団から出る決心もつかず


「しかもさ…朝ご飯ないよね?」


「何時だ?」


手を伸ばすとちゃんと私のスマホを置いておいてくれたらしい。


「はっ…11時だ。」


「まじ?」


「お昼…渡辺さんに言ってないからないかもよー。」


「結衣、そんな心配するな。言えば作ってくれる。」


「それがダメなんだって。ルールはルール。」


隼は笑っていたけど


「ねぇデートしようよ。」


「寒いぞ~。」


「うっ…。」




< 347 / 490 >

この作品をシェア

pagetop