【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀


AILESでの仕事の話もして、人を喜ばせて癒して笑顔で帰宅をさせるのは大変な事だという話や、

相当飲んだ話しには顔をしかめていたけれど


隼が迎えにきた話しには吹き出して、


昨日はとうとう響さんがAILESに行ったって話には大笑いしていた。


お陰で今日のおやつはチーズケーキを手に入れたって伝えると


不思議そうな顔をしていたから、


響さんが由香里さんが接客しているのを我慢出来るのは隼と競うから一日遅らせただけで


本当は同じ日に来たくてうずうずしていたはずだって笑った。



「結衣さんは何でもお見通しだ。」


響さんはものすごくわかりやすい。


由香里さんに構って欲しくて仕方ないオーラが出まくってるって教えてあげた。


だって響さんは、何かをする前にも何かを言う前にも必ず由香里さんに視線が動く。


それは響さんの言っていた文句のひとつも言わずに黙ってついてきたということなんだと思う。


響さんは由香里さんの気持ちを理解してあげられることが出来ずに可哀想な事をしてきたと言っていたけれど、


少しでも読み取ろうといつも目を配ってきていたんだなと思える。


もっともっと構って欲しいのも、由香里さんをもっともっと知りたいんだと思う。


由香里さんと響さんの間にあるのもステキな愛情だと思う。




< 387 / 490 >

この作品をシェア

pagetop