【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀
私が飲んだシャンパンは相当な数だったらしく
高級ワインも何本も入り、指名の女の子から私宛にご祝儀を預かってきてくれた。
「名ヘルプだってまた呼んでくれって言われてるわよ。」
「隼に次はねぇって釘さされた。」
「そりゃそうだわ。うちの娘じゃなきゃ店の№1で堂々売り出すわよ。」なんて笑うから
「小人を見るような眼でしたよ?珍しい生き物が来たみたいな感じで酒の肴に思いっきりされてた。」
「いや、違うの違うの。ほんと可愛かったのよ。羽根がはえていて飛んでいっちゃうんじゃないかみたいなさ。」
「ハエじゃないんだから。」
「あははは、そうじゃなくてほんと絵本の中から出てきたみたいでお客様たちもありゃ売れるなぁって言ってたわよ。まぁだからこそ隼はお冠ってわけよ。」
「自分の我慢の限界への挑戦だったって。あはははは。」
「菫は隼を狙っててね。悪い子じゃないんだけどどうするか見てたのよ。だけど隼は、いつもの通り無視で結衣しか見てない。笑いそうなぐらいだった。あの後、あんな隼を見たことないって言ってね。絶対に敵わないのわかったって言ってくるから、結衣に勝てる子なんかいやしないって笑ったわ。」
「いや、ボンキュッボンのキラキラオーラで女の違いを見せつけられましたよ。」
「そりゃNo1ですもの。」
「はい。」
「でも、隼の求めていたものは違う。隼の目にかなったのは結衣あなたなの。隼の欲しいものを持っているのは結衣なのね。親の私でもあんなに思われる結衣が羨ましかったわ。」