【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀


ステキな踏み台が完成して


隼と植木さんと一緒に私が使うとこを見せた。


響さんも由香里さんもその知らせにキッチンへやってきて


「ほら。」って上の棚へ手が届く私に拍手をしてくれた。


だけど「その高さのポックリ履いておいたら良かったな。」


なんて響さんの発言で台無しだ。


植木さんが、

「組長?」って低音を出してくれたから


私と隼と由香里さんはクスクス笑ったんだけど

響さんは


「いや、ほら履いたら可愛いじゃないか。」とか無理やり言い訳して


「結衣さんがそんなものを履いたら届かなくていい世界まで手を出しそうなんであっしは賛成できやせん。三浦もおちおち入院していられねぇ。」

なんて一番失礼だ。


「あとこれだけ足りなかったんだな。」

隼が踏み台の高さを指で示して


すっごい笑うから


「愛情は余るぐらいだから平気。」って言ったら


嬉しそうな顔をしてた。


由香里さんが私の耳元で


「結衣のお陰で出会った頃を思い出した。」って言ってきて


「目が合うでしょ?」って吹き出したら由香里さんも吹き出していたから


間違いないと思う。




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