【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀


下味をつけたローストビーフをオーブンにいれ


玉ねぎのスライスの上に生ハムとサーモンでバラの花を形造り並べた。


カニとアボカドにみじん切りの玉ねぎを加え


サワークリームとレモン汁で味付けしてカットしたフランスパンに乗せるディップは出来た。


あとは、茄子のアラビアータでいいかな。


ローストビーフの出来上がりを見ていると



「結衣、ほらもってきた。」


「ありがとー。」


司がケーキを届けてくれた。


「ちゃんとお誕生日おめでとうって書いてもらった。」


その言葉に私は大笑いだ。


「これは、俺からのプレゼントだ。結衣もスキだろ?」


シャトー・ラトゥールと書かれたそのワイン。


忘れようにも忘れられないほど美味しかったワインだ。


「うはっ。すごい…。」


「しかし美味そうな料理が出来てるな。」


「司も一緒にどうぞ。」


「勘弁しろよ。」


笑っていると隼からの連絡


「もしもし。」


「もうすぐ着く。」


「はーい。」


スマホを切ると


「本当に早く帰ってきたよ。」


「まぁそうだろうな。」


司は本当に帰ってしまうようで、玄関へ向かって歩きだした。


司の車の前で話しをしていると隼の車が入ってきた。




< 421 / 490 >

この作品をシェア

pagetop