【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀
やっぱり本気で怒っているわけじゃなかったから可愛いと思える。
そのあとで「高かっただろ。」なんて言い出すから
「この先、もうお金使うことないから平気。」って言うと
「結衣がせっかく貯めたお金なのにな。」
「隼へのお祝いに使えたんだもの。貯めておいて良かったよ。それに温めてもらうのは私だし。」
「あぁ。」
隼はとびきり嬉しそうな顔をしていた。
そんな顔を見ていると私もまた幸せを感じる。
「気に入った?」
「あぁ。軽くてあったかくて結衣までくるめる。」
隼は自分で言ってまた大声で笑っていた。
コートをハンガーにかけると
隼は嬉しそうに何度も見て笑顔になっていた。
そんな姿も本当に嬉しかった。