【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀



「渡辺さん、三浦さん退院してきたよ。」


「へい。」


「知ってた?」


「へい。」


「もーーーー。急いで知らせにきたのに。」


「そいつはすいやせん。でも、アハハハ…退院祝いの相談にお見えになられたんでしょう?」


「そうなんですよ。何ってったってスーパーマンのお帰りだからね。」


「今日は三浦の好きなしょうが焼です。」


「三浦さんまた中途半端なものを…。」


「あははは。好きなもんは仕方ねぇ。」


「ですよね。私はレンコンがスキですしね。」


「プッ…そうですね。レンコンお好きですよね。舞茸もお好きでしょ?」


「そうなんですよ…どっちも最初に食べてみようと思った人すごくないですか?」


「プッ…すげぇと思いやす。泥の中とあの見てくれですからねぇ。」


「やっぱり何でも見た目じゃわからないってことですよね。」


「えぇ。そういうことです。」



「ほら、メニューの心配はいらないですから若のところへ戻らないと退院祝いどころじゃなくなりやすよ。」


「やばっ。」





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