【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀
バッグの中からスマホを取り出すと私は電源を落とした。
「結衣、あんたやるときゃやるねー。」
「当たり前じゃございやせんか。誰と結婚するとお思いで?」
みんなの真似をする私が可笑しいんだろう
「またその言い方…。」って由香里さんはゲラゲラと笑いだし
三浦さんと河本さんもクスクスと笑った。
意味もわからず連れ出されたまま、何も聞かされない不安というのは私にはわかる。
だから私は三浦さんたちに話しかけた。
「三浦さん、河本さん巻きこんでごめんなさい。ちゃんとお話するのでお耳を貸してくださいね。」
前で2人とも頷いてくれて
隼がこっそりと刺青を入れようとしていたことを伝えた。
それまでの前のやりとりも話した。
刺青に対しての私の気持ちも伝えた。
背負う覚悟でいれた人に対して偏見があるわけでもないこと。
それぐらいの思いがないと入れられないものであることも理解していると伝え
三浦さんがもし刺青が今なくて同じように入れると聞いても、私は同じように
怒ると思うと伝えた。
入っているのであれば、その誓いを全うして欲しいと伝えた。