【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀
クスクス笑ったあとで
「なぁ結衣の小さい頃のアルバム見せてくれよ。」
「いいけど何で?」
「全然変わってないだろ?」
「喧嘩売ってる?多少の変化はあるわよ。子どもっぽいとか言いたいわけ?」
私がツンツンして言うと
「何だろうな。子どもっぽいわけじゃないんだよ。」
「でしょ。童顔とか別に言われたことなかったよ。色気があるとも言われたことないけどさ…。」
「何だろ、何か人間じゃないんだよな。」
「ちょっと隼、それ以上言うと殺意わくからね。」
「いや、待て違う。」
「何!人間じゃないって言われて怒らない女いないから。」
もう大ショックだ。
布団を被って背中を向けると
「いや、違うって。言い方が悪かった。」
隼が後から抱きしめてきたけどその手から逃れようと身体をねじるけど
ぐっと抱きしめてきて
「表現が難しいんだよ。」
「それ以上、言わないでよ。ほんとに涙出る。すごいショック。」
「いや、結衣、違うんだって。」
慌てている隼の様子はわかるけど人間じゃないって言われた私のこの気持ちは
もうドン底過ぎて涙が出る。