恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
☆☆☆

それから、コメディを借りたあたしたちは、秋生さんのアパートへと来ていた。


この前と同じ場所に座ると、秋生さんはDVDをセットした後、当たり前のようにあたしの隣に座った。


ち、近い!


またも、いきなりの至近距離にドキドキしはじめる心臓。


もしかして秋生さんって、この距離感でスキンシップをとる天才?


「ほら、始まったよ」


ドキドキして秋生さんを見つめていたあたしは、ハッと我に返って画面を見つめる。
< 249 / 428 >

この作品をシェア

pagetop