恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
伝言
家に帰ってからも心臓のドキドキはおさまらず、あたしは自分のベッドへともぐりこんだ。


布団に包まれているという感覚で、少しだけ落ち着くことができた。


秋生さん、どうしちゃったんだろう。


いつもお客さんとしてコンビニに来ていた時とは違う目の色をしていた。


まるで、すべてが自分の思いのままになると信じているような、真っ黒な目。


妹の秋ちゃんへ向ける笑顔が、今日はなかった。


思い出すと身震いして、あたしはキュッと強く目を閉じたのだった。
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