鳥籠の死神
どんなに走り回っても、死神を助けるための方法は見つけられず。騎士の青年はとうとう体調を崩してしまいました。



死神の見張りには代わりの騎士ではなく、なぜか王と魔術師が鳥籠の前に立っていました。




「死神――今からお前を葬り去る」

「……」



それは魔術師の罠でした。



剣を構える王。



「これは死の剣。死なぬ者を殺せる剣――ようやく、完成したものだ」

「――ならば好都合だ。その力を、利用させてもらう」



死神は人間にはわからない言語を唱え、一瞬にして光がその場を覆います。



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