ー浅葱色に染まるー

七世side



七世side


ここはどこだろうか


目を覚ますと私は何もない真っ白な世界にいた


私は死んだんだよね....?


とういことはここは死後の世界かなにかだろうか


それに誰かが私を呼ぶ声が聞こえる....


「「七世」」


この声....聞いたことがある


もしかして


『お父さんと....お母さん....?』


私が何もない空間にそう呼びかけると見知った姿が目の前に現れた


あの時と変わらない姿に私は涙を流しながら二人の元へ歩み寄った
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