ラヴコリーダ
「まあ、そう言うことだ」

部長が首を縦に振ってうなずいた。

「いや、どう言うことなんですか?

勝手に店にきて、私を呼んで、俊成さんを巻き込んで…」

まだ怒りが収まらないと言う若葉さんに、
「わかった、わかった。

今日のところは勘弁してくれ。

また後日飯食いにくるから、これでいいだろ?」

部長はなだめるように言った。

「ッ、わかりました」

若葉さんはやれやれと言うように息を吐いた。

この様子だと、部長が若葉さんを振り回すのは今日が初めてではないようだ。
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