2人のユウト




 私も水門くんも、今時珍しいガラパゴスケータイことガラケーを取り出し、赤外線でメアドを交換する。




「じゃあ僕はこれで」



「うん!じゃあ今度メールするね」




 水門くんは小さな子どものように手を振りながら、新葉さんの待つ車へと向かい、乗って行ってしまった。









 私もまっすぐ家へと向かい、ベッドにダイブする。



 楽しみだなぁ・・・遊園地。





 お父さんもお母さんも昔から仕事が忙しくて、家族でどこかへ遊びに行くなんてことはなかった。



 だから、人生初めてなのだ。



 遊園地に行くのが。






 私は小説に男の子を登場させた。



 優しく、暖かい男の子を。



 遊園地のくだりも書かせてもらう。



 舞原神楽さん、見てくれると良いなぁ・・・。






 私の気分は上昇していった。












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