2人のユウト
次の日。
私はのんびりと学校へ向かい、いつも通り勇都くんの隣の席に座る。
「幸菜。おはよう」
「あ、おはよう」
いつも通りの挨拶・・・のはず。
勇都くんの席の周りにいる女の子たちの視線が、痛いんですけど。
「日下さん、幸菜って呼び捨てされたねー・・・」
「勇都と本当に付き合っているのねー」
えぇ?付き合っていないよ!?
勝手に噂を流さないでくれませんか?
「そうだよ。俺らは付き合っているよ」
ちょっと待てい!
何言ってんのよこいつはぁ!
「ふーん・・・」
あぁ、視線が痛いです。