彼は、魔法使い
あたしが、、、?


あれ、そういえば、、、


なんで、奈々ちゃんはあたしがここで働いていることを知ってるんだろう?


それに、スタイリストじゃないことも知ってた。


「あの、ダメですかね?」


別に、これから予定があるわけでもない。


奈々ちゃんも、困ってるしなぁ。


「結婚式って、何時なの?」

「17時からです」


なら、15時過ぎには、やってあげた方が良いよね、、、


「、、、いいよ。14時半頃に、奈々ちゃんの家に行くよ」

「ホントですか?」


電話越しでも、奈々ちゃんが元気になったのがわかる。

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