彼は、魔法使い
そんな話をしていると、自分のマンションに着く。


とりあえず、來都のことを部屋へと入れた。


來都は自分の部屋でもないのに、ズカズカと上がり込み、ソファに座る。


「で、さっきの話だけど」


そう言って、また話を続ける。


「気持ちの整理は付いてねぇんだろ?」


あたしは、適当に飲み物を手に來都の元へと向う。


気持ちの整理が付いたか、付いてないかと言われたら、、、


付いたと思ってた、と言うしかない。


だけど、奈々ちゃんの髪を切って、、、


また、スタイリストになりたい、、、かもって、思った。


そんなあたしを見て、來都はため息を溢す。

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