彼は、魔法使い
そう言い、あたしは直樹さんに笑いかける。


スタイリストを、辞めたくない。


ヘアメイクアップアーティストも、悪い仕事じゃない。


だけど、あたしが本当にやりたいのは、、、


、、、スタイリスト。


それ以外、何もない。


明日も、明後日も、、、


直樹さんと同じお店に立つために、、、


あたしは、負けられない。


そして、直樹さんの隣を、、、


胸を張って歩くために、、、


あたしは、、、


この、ヘアショーで優勝しやる。


相手がユイだろうが、誰だろうが、、、


絶対に、負けない。

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