最後の告白
でもある日の休み時間。


私達の組の1組は、掃除が終わり、学級で集まりみんなそろったので、休み時間に入った。


それでなんとなく4組の前に行くと、亮介がいて


ドキッてした。


亮介のクラスはまだみんな集まっていない様子だった。


「えー席つけ」


そう亮介が女子に言っているところをみて


ズキってした。


『席つけ』


普通に言うセリフなのに、なのになんでこんなにむかつくんだろう?



―陽が、亮介と話したことないからだ…


すごく、悲しくなってきた。


普段、女子と喋らない亮介が少しでもしゃべってるとこ見ると


何故だか、嫌になる。
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