LOVEFATE~理由~
「そういえば、
私って篤君の一番上のお姉さんと同い年なんだよねぇ」
前に、篤君がそう言っていた
「そうっす。
最近結婚して、
もうじき、子供産まれるみたい――」
篤君はそこ迄口にしたが、
私を見て言葉を濁した
「べつに、気を使わなくていいよ」
篤君には、
私が過去に一度妊娠をして
流産した事も話しているから、
それで気にしたのだろう
「俺、すみません」
自分の失言に対して苦しそうな顔するから、
こっちの方が申し訳なくなってくる
相手をこんな風に困らすくらいならば、
余計な事を他人に話すべきじゃないな