LOVEFATE~理由~

「そういえば、

私って篤君の一番上のお姉さんと同い年なんだよねぇ」




前に、篤君がそう言っていた




「そうっす。

最近結婚して、
もうじき、子供産まれるみたい――」


篤君はそこ迄口にしたが、

私を見て言葉を濁した




「べつに、気を使わなくていいよ」



篤君には、
私が過去に一度妊娠をして
流産した事も話しているから、

それで気にしたのだろう




「俺、すみません」


自分の失言に対して苦しそうな顔するから、

こっちの方が申し訳なくなってくる



相手をこんな風に困らすくらいならば、

余計な事を他人に話すべきじゃないな





< 123 / 728 >

この作品をシェア

pagetop