LOVEFATE~理由~
「気にしないでよ。
それにしても、
飲みすぎたから私帰るね。
片付けお願い」
これ以上此処に居たら、
多分気まずいだけ
空気も一瞬で重くなってしまったし
暫く日を開けて、
また篤君には普通に話し掛けよう
私は、立ち上がった
「さっき俺、年上の女が苦手って言いましたけど。
結局は、年上に限らず女全般が苦手なんよす。
性格的に合わない、つーか」
「え、何?
私は年上だし女だから重ね重ね苦手だから、
さっさと帰って欲しいって言いたいの?
いや、もう帰るから、
やっと帰ってくれて嬉しいって?」
そう茶化すけど、
冗談として受け取って貰え無かったのか、
篤君はクスリとも笑う事はなく
さらに、
空気が重くなってしまった