LOVEFATE~理由~

“――どうせ、そのうち俊太となるようになるさ――”



いつか言っていた亮ちゃんのその言葉を思い出した



本当に、俊ちゃんと蘭子ちゃんはいつかなるようになるんじゃないかって、

最近特に思ってしまう




そうなったら、どうしよう




相変わらず、俊ちゃんはずっと彼女は居ないみたいだし……



次に俊ちゃんに彼女が出来る時は、

蘭子ちゃん?!




停めていた自転車に寄りかかりそう考えながら沈んでいたが、

手にしていた携帯電話がメールを着信して鳴り響いた



「あ、ビックリした」




慌てて、そのメールを確認すると




[いいよ。気をつけて]



俊ちゃんからの、メールの返事




「よし!」


私は自転車に跨がると、
軽快にペダルを漕ぐ



俊ちゃんの家を目指して


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