LOVEFATE~理由~



「はじめまして」


その男の人は切れ長の目で、

どことなく冷たい雰囲気だった



いつものように、
俊ちゃんの部屋のドアを簡単なノックをした後開けると、

目に飛び込んで来たのは俊ちゃんだけじゃなかった




知らない人が居て、
自転車を飛ばして来た為に乱れた髪の毛を、

慌てて手で整えた





「紹介する、こいつは俺と同じクラスの、
倉木充(クラキミツル)。

で、こっちは蘭子の妹の英梨」


俊ちゃんは戸惑う私に、
そう紹介してくれる



二人は部屋の真ん中で座り込み、

テレビを観ながらくつろいでいたみたい



真ん中のテーブルには、
参考書やノートが広げて置いてあるけど、

広げているだけって感じ



一応、シャーペンはペンケースから出してはいるが、

ノートに乗っているだけ




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