LOVEFATE~理由~



ボクサーパンツ姿の倉木さんは一息つくかのように、

再び煙草を吸っていた




私は床に寝転んだまま、
その姿を見ていた





「――初めからそのつもりで、

私を部屋に呼んだんですか?」


声が涙で、掠れてしまう



いや、泣き叫び過ぎて、喉が潰れたのかもしれない





「そう。
俊太が本当に英梨ちゃんを好きな事を、知ってたから。

どうせ、蘭子と付き合っていたとしても、
蘭子の事は本気では無かったと思う」




「それなら、なんで…」




「だって、ムカつくだろ?

俊太や蘭子がお互い遊びで付き合ってたとしても。
俊太は裏で蘭子と付き合いながら俺を応援してたんだよ。
ヤる事、ヤりながら」


倉木さんの声は落ち着いているけど、

彼がそうとう俊ちゃんに腹が立っている事が伝わって来る




「だから、俊太が大事にしている英梨ちゃんを、

滅茶苦茶にしてやろうって」



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